スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
☆ 天は(人に)二物を与えず
NETで調べると、彼女は秀才だが、身体が弱い という使い方の例が書かれていました。
もう昔の事ですが、私はあるプロスポーツの トッププロの方と何度かプライベートを御一緒させて頂いた事があります。応援に行った試合。残念にもその試合は負けてしまったのですが、試合後その方が ポッツリ呟かれました。「僕はこれが好きで、必死に頑張り 運が良かったからプロになれたと思ってます。でもアマチュアの頃の様に楽しめないのですよね」と ちょっと寂しそうな顔をされました。今でもそのお顔は印章に残っています。
又、ビジネスのシーンですが、一代で身を起こされ ご自分の会社を 上場企業にまで成長させられた 代表の方と 応接室でお話しを伺う機会がありました。詳しい話しは割愛させて頂きますが 本について、心の師匠について語られ ニコやかなその お顔は晴れ晴れとされ ある種のオーラを頂きました。
従業員を一人雇えば、その家族も含め四人の人生を預かる事になる。と 一般的に言われる事があります。 その代表の方がお見せになる表情 その小柄なお身体から 時々、垣間見られる 圧倒的なオーラの中には 実績 責任感、優しさ 厳しさ 又 経営者ならではの孤独との戦い 心身を正に削り取りながら 其れでも雄々しく立ち向かう強さと ある種の寂しさ の入り混じったオーラと 私には受取れました。
ある日 もう寝ようとベッドに入り ウッつりしかけた時 メールが来ました。夜中の2時前の事です。そのメールには
「今、手首を切り血が流れています」とだけ書かれていました。すぐに目覚めた私は、一瞬、救急車?いや違う と思い 慌てて着替えました。彼女のマンションまでは車を飛ばせば15分です。「直ぐ行く!」とだけメールを返し 車を走らせました。
彼女は、若く スタイルも良く 美しく 華のある女性でした。でも 普段は 酒に酔った男達の相手をし、同僚には女社会のやっかみを受け やはり 心身を削り取りながら 必死に生きている 健気な女性でした。
マンションに着くと ドアの鍵は開いてました。「入るよ!」と声を掛け 直ぐに手首を見ました。 そこには ネコに引っ掻かれたよりは深く、確かに刃物で切ったと思われる傷が、一筋 二筋血が流れていました。
その目は大きく見開かれ 真っ直ぐ私を見ていました。「私は此処にいるの!」とでも言ってる様な 挑むような目の色をしていました。
だから私は、血をみるプレイは嫌いです。縄で縛られ 気持ちが落ち着くならば、切るよりは良いのじゃないか?と思っています。
天は二物を与えず。正にそうだと思います。何かを手にすればそれに見合った大きさの何かが犠牲となる 大小でも無く善悪でもない。それが顔形など生まれ持ったものなら恨みも残ります。でもそれも含めて
二物とは何なのか? 表と裏 白と黒?
議論は尽きないと思います。ただその事を理解する為の 心の余裕 は空けて置きたいと思う 私めであります。
コメント
Re: タイトルなし
与えられないなら自分で掴み取りたいですね
コメントの投稿
トラックバック
http://nagareboshi55ipbg.blog.2nt.com/tb.php/182-fa9db2d9
>
> 与えられないなら自分で掴み取りたいですね
多分結論は出ない難しい問題かと?